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第48回建築士会全国大会(愛知大会)の報告

第48回建築士会全国大会・愛知大会がおこなわれました。

  1. 日時   平成17年6月10日(金)
  2. 場所   名古屋国際会議場
  3. 参加者  6000名(群馬県からは、各支部より70名の会員が参加)

Save00011Save00061「あいちで紡ぐ技と知恵~循環型社会における建築士の役割~」をテーマに第48回建築士会全国大会・愛知大会は6月10日、名古屋国際会議場で開かれ、全国から約6000名の会員が参加しました。
(群馬県からは、各支部より70名の会員が参加)

一般市民らを交えてまちづくりや未来の建築士像について議論するなど、活動を広くアピールし、その成果を共有するとともに全国に発信しました。
参加者は大会を契機に、専攻建築士制度の推進や災害時の応急危険度判定、住宅相談業務など様々な活動を通じて地域に貢献することを誓い合いました。

前橋支部から、阿部進一支部長をはじめ30名が、会場に赴き、会場に展示された全国各地での建築士の活動事例や研究成果等の展示を見学し、翌日は、「愛・地球博」の会場を視察しました。

Save00031 宮本日本建築士会連合会長

Save00041 梅田愛知建築士会会長

今大会は例年と異なり、「愛・地球博」の開催に合わせ実施し大会のテーマ「自然の叡智」と同様の趣旨となり、その内容は自然の仕組みや環境との共生などを学ぶものになりました。
式典の冒頭、尺八や鼓などの演奏とともに、祭礼で奉納される武道の一種「棒のて」の演舞が披露され大会に華を添えました。

 愛知建築士会、梅田俊比古会長は「当地は国内有数の紡績の街であり、ロボットや輪送機械等の生産でも全国の中心をなしています。時流を先取りした建築士の技術や知識の提案発表により、先進的なメッセージを愛知から発信し、地域社会に参加する我々の生活を理解してもらえる大会にしたい。」と話し、大会の趣旨とフォーラムの活動をアピールし、歓迎の言葉を述べました。

 宮本忠長連合会会長は「創立53年目を迎えた現在、会員11万人という関連諸団体の中でも最大の建築技術集団として発展してきました。我々建築士は立法の原点に基づき、個々の専門分野(専任建築士)を明確に関示しつつ、会員こぞって100%の能力開発制度(CPD)の実績を目標に精進を重ねる所存です」と今後の建築士の活動の道筋を示唆すると共に、昨年発生した数々の災害で支援活動を行った数千人の会員に感謝の意を述べました。

 来賓祝辞で和泉洋人官房審議官は「昨年の災害時には、多くの応急危険判定士の有資格者が現地入りして建築物の診断や市街地の防災に迅速に対応して頂き、御礼申し上げます。今国会では様々な条例改正について話し合われています。国民は、高齢化社会や地球温暖化など、来るべき次代に対応し得る新しい文化の担い手として建築士の支援を必要としています。より一層のご活躍を祈念します。」と、北側一雄国土交通省大臣のあいさつを代読し、建築士に期待の言葉を寄せました。
最後に来年度の開催県、栃木県建築士会岡田義治会長は「皆さんのお越しを会員一同お待ちしています。」と次期大会ひの参加を呼びかけました。
Save00081大会旗を受け取る次回開催県の岡田会長





Save00091 壇上に上がり参加を呼びかける栃木建築士会の会員





写真提供 群馬建設新聞

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